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下町ロケット 原作本ネタバレ あらすじ第六章・第七章・エピローグ [ドラマ]

原作本の「下町ロケット」は、プロローグ、第一章から第七章、そしてエピローグで構成されています。

今回は原作本「下町ロケット」第六章第七章エピローグネタバレ あらすじ「最終回」です。


第六章 品質の砦

佃製作所のバルブシステムの動作テストで、異常値が出ている

バルブシステムの品質でケチが付くとは、佃製作所の誰も予想していないことでした。

原因は、佃製作所の真野賢作が会社の方針に反対で、帝国重工の研究所に納入するバルブシステムに故意に不良品を混ぜたためでした。

佃製作所の若手社員のリーダー的存在・江原春樹は社員仲間の立花とともに、本来提出するはずだったバルブを持ってて帝国重工の研究所に向かいます。

佃製作所に好意をもつ帝国重工の浅井らのおかげで再テストが行われ、佃製作所はバルブシステムのテストをクリアーします。

しかし、帝国重工社長・藤間秀樹はバルブシステムの内製化(自社での製造の)方針を強く打ち出しており、佃製作所のバルブシステムのテストが行われていることを知りませんでした。

次の問題は、帝国重工の社長・藤間秀樹を説得することでした。

第七章 リフト・オフ

年が明けた1月。

帝国重工の新型水素エンジン、開発コードネーム「モノトーン」の燃焼実験が行われ、佃製作所は、そのエンジンに約40種類、80個に及ぶバルブを供給します。

エンジン点火後、150秒を経過した時にタンク内の圧力異常、佃らが供給するバルブの動作状況に異常値がでます。

佃航平らの必死の努力で、原因は解明されます。

その原因は、帝国重工が作ったフィルターにありました。

アメリカのスペースシャトル、欧州宇宙機関のアリアン、ロシアのアンガラ等のバルブ性能をはるかに上回る佃製作所のバルブシステムは、その後、帝国重工社長・藤間秀樹の決裁で(佃製作所からの部品供給)決定となるのです。

佃製作所が、バルブシステムの部品供給という挑戦を成し遂げたのは、2月の朝のことでした。

佃製作所に背信を行った真野賢作は佃製作所を去っていましたが、佃航平の計らいで大学の研究所職員となっていました。

佃航平宛てに届いた真野賢作のメールには、謝罪と感謝の言葉、そして、佃製作所の新バルブシステムが人工心臓に応用できるとの提案が書かれていました。

「新しいビジネスが生まれるかも知れない」


エピローグ

種子島から佃製作所が部品供給したバルブシステムを搭載したロケットが轟音とともに打ちあがり、低く垂れ込めた雲を突き破り、佃航平らの視界から消え去ってゆきます。

種子島の打ち上げには、佃航平の母と利菜も来ています。

打上げが成功したら、なにか気の利いた演説でもしようと思っていた佃航平ですが、出てくるのは「ありがとうよ、みんな」という感謝の言葉だけでした。

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