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下町ロケット 原作本のネタバレ あらすじ第二章と第三章 [ドラマ]

原作本の「下町ロケット」は、プロローグ、第一章から第七章、そしてエピローグで構成されています。

以下は原作本「下町ロケット」第二章第三章ネタバレ あらすじです。


第二章 迷走スターダスト計画

帝国重工の宇宙航空部は、政府から民間委託された大型ロケットの製造開発を行っていました。

帝国重工は「スターダスト計画」と名付けたプロジェクトを推進していましたが、その目玉が新型エンジンの開発でした。

大型水素エンジンの開発で佃製作所に先を越され、特許を取得できないことを知った帝国重工の宇宙航空部・宇宙開発グループ部長・財前道生は、佃航平のもとを訪れます。

帝国重工の財前道生は、佃製作所のもつ水素エンジンのバルブシステムの特許を20億円で売ってほしいと言うのでした。

しかし、佃航平から特許の売却を断られた財前道生は、ナカシマ工業の三田公康に接近します。

ナカシマ工業の三田公康から話を聞いた帝国重工業の財前道生は、佃製作所がナカシマ工業の手に落ちると考えます。

そして、ナカシマ工業の手に落ちる前に、佃製作所になんとしても特許を売らせるしかないという結論に達するのでした。


佃製作所がナカシマ工業を訴えた裁判は、神谷修一弁護士の手腕で和解成立(ナカシマ工業が50億円を超える損害賠償を佃製作所に行うこと)となります。

また、ナカシマ工業が訴えていたもう一つの裁判も取り下げるという和解案をナカシマ工業側が受け入れます。

それは、ナカシマ工業の仁義なき企業戦略という東京経済新聞の特集記事の影響もありました。

この状況から、帝国重工の財前道生は佃製作所に特許を売らせることは実質的に不可能となり、佃航平の主張する特許使用契約をする交渉へと動き出すのでした。


第三章 下町ドリーム

「御社の技術でウチのロケットを飛ばさせてください」

帝国重工の財前道生は佃製作所を訪れ、ぐっとくる決め言葉で特許使用契約を申し出ます。

財前道生が持ち込んだ案は、年5億円の特許使用料を佃製作所に支払うというものでした。

佃航平は元妻の和泉沙耶と電話で話すうちに、「エンジン・メーカーとしての夢とプライド」に気づきます。

そして、佃航平は「自社でエンジン部品を作り、帝国重工に供給したい」と強く思うようになります。

特許使用契約をもらえば、リスクもなく佃製作所の業績もアップするのに、なぜリスクを取りエンジン部品を作らなくてはいけないのか?

佃製作所では若い社員を中心に、佃航平の「夢とプライド」に納得できず、社員はまとまることができません。

帝国重工の財前道生は佃製作所と特許使用契約を締結できると考えていました。

しかし、佃航平の考えを聞き、また、佃製作所の社員の仕事ぶりや会社の設備、技術力を目の当たりにする中で、佃製作所にエンジン部品を作らせるしか帝国重工の「スターダスト計画」を遅れなく進めることは出来ないと考えるようになります。

木枯らしが吹きはじめる11月半ば、マトリックス・パートナーズ日本支社長の須田祐介が佃製作所に現れます。

「佃さん-会社をお売りになる気はありませんか」


「下町ロケット」原作本のネタバレ あらすじ第四章と第五章につづく。


第三章の補足

ドラマ「下町ロケット」で土屋太鳳さん演じる佃航平の娘・佃利菜は原作本の「下町ロケット」第三章に登場します。

(第二章には登場シーンが見当たりません)

第三章では、父親の佃航平(阿部寛さん)に、親の会社が倒産して転校することになった友達の家に「お金を貸してやって」と佃利菜は言います。

佃航平は「たとえ利菜の友だちでも、温情でお金を出すわけにはいかない」と答えます。

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